プル営業の意味

プル営業の意味

使用例『プル型営業の方が成約率が高い』

この言葉は英単語そのものを考えると分かりやすいのですが、そこに営業という日本語がつくことで少しややこしく感じてしまう言葉でしょう。

まず、商業施設の手動ドアを思い浮かべると、取手の上に『押』『引』の漢字があると思います。

そしてドアによっては『push』『pull』と書かれています。

つまり、プッシュは押すという意味で、プルは引くという意味ですね。

これが営業会社の世界になると、プッシュ営業がテレアポや飛び込みのようなこちら押すタイプの営業を差し、アプローチ型の営業という意味になります。

一方、プル型は、お客様からの問い合わせに対して営業をするタイプになります。

プル型営業とプッシュ型営業はどちらがいいのか

会社の営業手法や経営方針によって変わってくるものですが、プル型営業はこちらが絶えず顧客開拓をしていくことがメインになりがちです。

一方プル型であれば、ある程度は放置をしておいても継続的に問合せや成約が見えてきます。

その分空いたリソースで他の戦略を立てたり、違う営業に時間がさけるため、プル型営業を充実させていくのがいいと思います。

ただ、あまりに放置していると、他の会社がよりいいプル型のスキームを作ってしまうとこちらに成約が入ってこなくなる可能性があるので、一長一短ではあるでしょう。

ブレスト会議とは

ブレスト会議とは

使用例『今週はブレスト会議があるから議題を決めておいて』

日本人の、特に営業成績のいい出来る風の上司に、なにかと新しい横文字を使いたがる人が多いのはなぜなのでしょう。

また日本人はとにかく会議が好きな人種とも言われています。

ディスカッション、スカイプ会議、ライン会議に続き、ブレスト会議という言葉まで出てきました。

ブレストという言葉は、ブレインストーミングの略です。

意味としては、比較的少数の参加者で『アイデアを出し合う』ことです。

なので、ブレスト会議とは単にアイデア会議のことになります。

欧米では上司というくくりはあるものの、あまり先輩という感覚や年功序列という風潮は少ないです。

なので、このようなアイデア会議を催しても非常に建設的な意見がでてきます。

ですが日本ではやはりリーダー格というか、上司の言うことには右向け右という風潮があるので、なかなか本来の意味でのブレストにはなりにくいのではないでしょうか。

フィックスさせるとは

フィックスさせるとは

使用例『その件は早めに動きたいから水曜までにフィックスしておいて』

英語で書くとfixになり、訳としては固定という、高校の始めに習う英語でもあります。

日本の会社では『決定する』『決めておく』『固めておく』という意味がもっともちかいでしょう。

日本語古来の言い回しを使うと『握る』ということでしょうか。

使う場面としては、予定に対して最も使われ、方針や話し合いの結論という形でも使われます。

『あの話はフィックスしたの?』『18日のアポはフィックスした?』という具合ですね。

 

B to Bビジネス

B to Bビジネス

使用例『今まではB to Cだったが、大きな利益を望むならB to Bに力をいれよう』

このB to BとB to C、新社会人になって特に営業会社などに就職した人は、上司に聞かされるビジネス用語の上位に入るのではないでしょうか。

特に研修中から本番の部署に異動した時などに多いかもしれません。

企業対企業の取引や営業のことをビートゥービー(B to B)と言います。

それに対し、企業対個人顧客のことをビートゥーシー(B to C)と表します。

ビジネスの現場でこの言葉を使う場合、自分の会社を中心に見て、お客様が企業であればB to B、お客さまが一般消費者であればB to Cという意味での使用になります。

ビートゥーシーからビートゥービーへ

個人と法人のどちらを相手にするか。

もちろんご自身の営業スタイルや営業商材、経営方針によって変わると思いますが、一般的には法人を相手にするビートゥービー(B to B)の方が大きい収益を見込めるので、会社が大きくなるにつれてビートゥーシー(B to C)からビートゥービー(B to B)へシフトすることが多いです。

ですが法人の方が営業も難しく、決裁者も遠いので、良し悪しかなと思います。

PPC(ピーピーシー)

PPC(ピーピーシー)

使用例『PPCがうまくいけば非常に費用対効果が良い営業広告だ』

以前、ピーピーシーと言えば、ペイパーコール(Pay Per Call)の頭文字を取ったものを指していました。

ペイは支払う、パーは毎に、コールは荷電。

つまり、荷電があるごとに支払うことを言います。

広告を出して、電話の問い合わせがごとに広告料金が発生する、成果報酬型の広告のことです。

現在でも飲食店の予約電話に多く使われています。

また、秘書サービスなどもイメージとしてはペイパーコールです。

ですが、近年はペイパークリック(Pay Per Click)の略であることが主流です。

ペイパーコールからペイパークリックへ

WEBの広がりや新しい広告営業の形態の普及で、PPCという意味が変容してきました。

それがペイパークリック(Pay Per Click)です。

電話ではなく、クリック毎で課金が発生する仕組みです。

WEBではクリックという行為で申し込みや問い合わせ、もっと言えばホームページを見る時にもクリックをします。

そしてこのクリックという行為自体が成果という判断基準も生まれました。

WEBで広告を出して、その広告をクリックしてWEBサイトにアクセスするごとに広告料金が発生する、成果報酬型の広告営業を主に指します。