インクジェットタイプと、レーザープリントタイプ
事業を始めると、契約書や資料作りにと、営業に地味にプリンターが必要になってきます。
そこで、実際にはどのようなプリンターを選べばいいのかをご紹介しましょう。
前提として、法人化したばかりでそこまで従業員もいない事務所であれば、大きなコピープリンタ複合機などはほとんど必要ないです。
しかもこの複合プリンタがとても高い!!
1台60~100万円くらいのものを平気で営業されることもあります。
そのような高価なものは事業が十分に大きくなってから導入を検討しても遅くありません。
ということで、ここではあくまでも創業したばかりの時に必要なプリンターについて述べます。
まず、プリンターには2種類あります。
インクジェットタイプと、レーザープリントタイプです。
一般的にはレーザープリンタの方が高価です。
値段としてはインクジェットが安いもので5千円~1万円くらいなのに対し、レーザープリントは安くても1万円~2万円はします。
ではなぜこんなにも値段に差がでるのでしょうか。
大きな違いは何といっても印刷の速度です。
インクジェットタイプが1分間に10枚や15枚くらいだとすると、レーザープリントは35枚や40枚くらい刷れてしまいます。
なんだそのくらいか、と思うかもしれません。
しかし、枚数が100枚、200枚と増えれば、出来上がりに大きな差が生まれます。
それを考えると、プリンターは使用頻度よりも、印刷する量で選んだ方がいいでしょう。
頻繁に使うとしても、刷る枚数が毎回少なければインクジェットで問題ないですし、逆にたまにしか使わないとしても膨大な量を印刷するのであればレーザーをお勧めします。
チラシなどの広告を自分でまきたいという人は、レーザープリントの方がいいと思います。
また、気を付けて頂きたい点として、レーザープリントは印刷が速いですが、インクが切れるのも早いです。
トナーは純正品で7000円前後、その他使用可能なものでも2000円くらいしますので、その営業コストも把握しておきましょう。