不幸をはねのけたい人へ。
不幸は時に連鎖してしまう。
泣きっ面に蜂という言葉もある。
なぜ不幸は集まってきてしまうのだろうか。
そして、幸福を集めるにはどうすればいいだろうか。
不幸な人や物とは離れる、好きなものや幸福な人の輪に自分を入れる
当たり前なことを言っていると思うだろう。
しかし、実際に色々な社長と話をする中で、何人もの社長が同じ意見であった。
そして僕自身も経験がある。
自分で仕事をして生計をたてていると、人の思考の流れや思惑に気付きやすくなる。
この本の前半でも触れたが、人というのは自分の得にならないことは滅多にしない。
そして、基本的に任せられることは人に任しがちである。
そうなると何が起こるか。
自分の得のために、物事を押し付けやすそうな人がカモにされてしまう。
優越感を感じることでしか、自分の価値を確認できない残念な人もいる。
これは大げさな物言いではあるが、多かれ少なかれ、不幸で弱っている人に自分の得のためにコンタクトをしてくる人は必ずいる。
このような負の人間が嫌うものは何か。
それこそ、見せかけではない幸福であったり、自分より強い人間などだ。
だから、不幸な時こそ、好きなものや幸福な人に囲まれることで、このような人間の防御になる。
また、幸せな人は幸せなことや人を呼んでくるので、周りから自然とプラスの出来事が増えるというメリットもある。
一度グっと落ち込んでもいい。
その後は意識して幸福の仲間入りをして頂きたい。