成長したいと言う人が成長しない理由とは。
近年、意識が高い系という言葉が浸透しつつあるように思う。
意識が低いよりかは高い方がいいのであろうが、口だけになってしまうことが問題なのだろう。
では、なぜ成長したいと言う人は実際に成長できない人が多いのだろうか。
成長したいという言葉は非常に便利である。
このフレーズを言うだけでなぜか意欲的な自分をアピールできてしまう。
しかし、できる人からすれば、これほど茶番なものはない。
なぜか。
本当に成長したいと願っている人は、そのプロセスを考えているからだ。
つまり、成長したいという漠然とした内容ではなく、成長するには何が必要で何がネックであるかを把握している。
成長ができる人は具体的なプランを考えているから、漠然と成長したいと思わない
会話の例を見ても一目瞭然である。
できない人
A『すごい成長したいと思ってさ』
B『どんなふうに?』
A『まず30歳までに年収上げたいし、大きいプロジェクトも成功させたい。企画とかもどんどんやりたいんだよね』
できる人
A『年収上げたいんだけど、やっぱり評価を上げるしかないかな』
B『転職とかも考えた?』
A『考えたよ、あとは副収入を作る方法とか投資とかもあるよね。でも難しいから情報をもっと集めないとダメかなって』
本当に成長したい人は、具体的に考えているものである。
だからこそ、話も深くなるし、受け答えをしているこちらも真剣になる。
自然と情報は集まってくるし、自分の知識も増える。
できる人はおのずと成長しているものなのである。