逃走も立派な攻め手法

どうしても逃げてしまいたい人へ。

映画のヒーローのように、巨悪に立ち向かったり、一発逆転で大成功したり、そんな主人公のようになれたらどれだけいいだろう。

だが、現実はもっと泥臭くて厳しいものである。

人間なのだ、時には逃げてもいいのではないだろうか。

困難や苦難に出会ったとき、立ち向かっていける人は強く逞しい。

世間的にも賞賛される。

しかし、どうしても逃げ出したい時があるのも事実だ。

僕としては、あまりに心身に負担が大きく、体や心を壊してしまうような事柄からは逃げてしまうのも正解だと思っている。

だが、素直でいい人であればあるほど、逃げることに負い目を感じてしまうものである。

そんな人には、逃げることも立派な攻めなのだと思って欲しい。

人は逃げるなと言うけれど、逃走だって立派な攻めの手法

例えばこのように考えてみたらどうだろうか。

困難に立ち向かうことを前進しているとすると、逃げることは停滞や後退だと感じてしまう。

しかし、前向きに逃げればそれは『斜め前に進んでいることなのである』

逃げたあとにゆっくりまた始めたって何も遅くはないのである。