契約書を交わさなくなると

どのような場面でも、契約書はしっかりと

基本中の基本ですが、本当に大事です。

まず前提として、契約書が大事だと分かっていても、契約書を取り交わしづらいことってよくあるんです。

例えば、社長自身がお客様と話をしている場合を想定します。

元々その日が契約を結ぶ日であれば別ですが、ただの打合せだったり、飲みの場で仕事の話をすることも多いです。

そんな時、突然お客様から仕事をお願いされる時もあります。

こんな突然の依頼が危険なポイントです。

こちらとしては頂けるお仕事は嬉しく、是非とも進めたい訳です。

話の流れでの依頼なので、このタイミングを逃すと話が流れてしまう可能も大いに考えられます。

しかも期限としても急ぎの仕事です。

上記のような場面に加え、特に会社を起てて少しこなれてくると、金額と期間を決めて『じゃあ契約書は後付けで、とりあえず最短で進めます』という形になりがちです。

その後しっかりと契約を結べば問題ないのですが、急ぎで期間も切迫していると、結局仕事を終わらせてしまって請求書だけ発行するというパターンになります。

後々トラブルになった場合に、揉めるだけであればまだいいですが、裁判などに発展した時は、自分に落ち度がないことなどを自ら証明しなければなりません。

その時に契約書がないと、その証明が非常に困難です。

このような、リスクを最小限に抑える意味でも、しっかりと契約書を取り交わしましょう。