風俗許可

風俗許可

我々が行う仕事の中で、風俗営業許可というものがあります。

一般的に風俗と言うと、いわゆる性産業のことをイメージされると思いますが、国への認可申請という側面で見ると、少し異なります。

例えば、スナックやクラブ、麻雀店やパチンコなどのお店を経営する場合には、この風俗営業許可を公安委員会から貰わなくてはなりません。

細かい規定はありますが、おおまかに言えば、飲み屋さんで接客があるか、遊戯施設であるかが指標になってきます。

性産業の場合は、また別途に性風俗関連の営業許可があるのです。

ちなみに、飲み屋さんでも接客がなければ通常の営業許可のみでいいのでしょうか。

実は、営業時間によって、追加で申請が必要になります。

深夜0時以降も営業をする場合は深夜酒類提供飲食店としての登録が必須になります。

以外にも営業許可のみを取得すればいいと思ってしまう方が多いですが、最悪のケースだとお店をオープンできないという可能性もでてきます。

ご注意ください。

設立の資本金について

設立の資本金について

会社を設立する際に、もっとも頭を悩ませるのがこの資本金ではないでしょうか。

資本金をいくらくらいにすればいいのか、どのように振り込めばいいのか、今回は資本金について解説をしていこうと思います。

資本金が高いとなにがいいのか?

それはひとえに、信用力の問題です。

資本金というのは言わばその会社の地力・体力です。

これが多ければ当然会社として優秀と見なされます。そうなりますと、例えば融資を受けやすくなったり、大企業との取引の際の信用調査でいい結果がでるようになりますね。

では、はじめから資本金を多くすればいいと思うかもしれませんが、その際には、登録免許税という法定手数料が上がる可能性がありますので注意も必要です。

資本金振込のタイミング

また、初めて会社を設立する場合は、資本金を銀行口座に振り込み、その証明書類も提出する必要がありますが、これは必ず定款を作成した後でなければなりません。

定款作成前に行ってしまうとやり直しになります。

定款の変更について

定款の変更について

定款に書いている事項を勝手に変更などをしてよいのでしょうか。

実は、ダメなんです。

もし定款に変更がある場合は、変更の申請をしなければなりません。

今回は定款の変更についてまとめます。

ありがちな定款変更のケースとは

まず、定款の変更ですが、よくあるパターンとしては、事業が拡大するにつれ元々定款に記載していた事業目的では足りなくなり、新たに目的を追加する場合などです。

そんなの特にしなくてもいいじゃないかと思われるかも知れませんが、事業によっては定款にその目的が記載されていないと、許可がおりないようなものもありますので、注意が必要なのです。

では実際の変更はどのように行うのでしょうか。

例えば本店所在地を変更する例でみてみましょう。

株式会社の場合は、株主総会を開き、特別決議で決めていく必要があります。

もし1人会社の場合は、ご自身で決めることになりますが、その経緯などを議事録のように作っておくのもいいでしょう。

そして、変更の日から2週間以内に元々の「本店所在地」にある法務局に本店移転の登記申請を行わねばなりません。

本店所在地を変更するときには、同じ法務局の管轄内での移動であれば3万円、すべての管轄が変わる時は6万円の費用がかかります。

ただ、内容によってはわざわざ登記変更申請をしなくてもいい場合もありますので、詳しくは法務局などにお問合せ頂くのがいいでしょう。

定款の住所について

定款の住所

会社を設立する際のご質問として、まれに住所のことを聞かれます。

正式には本店所在地と言います。

特にネットなどで情報をあつめてご自身で設立の準備をされている方の中には、色々調べているうちに情報が混ざってしまうこともあるのでしょう。

もっとも誤解を生みやすいのが、定款と登記で少し違いが出るという部分です。

定款と登記で書き方が違う

定款では、○○区までの記載でも可です。

しかし、登記の際の記載は○○区○○丁目○○番地まで書かなければなりません。

また行政書士は定款の作成はできますが、登記となるとご自身で行って頂くか司法書士に依頼をすることになります。
ちなみに会社の本店所在地としてアパートやマンションを登記したいと思う方もいるでしょうが、登記が禁止されている建物も多いです。

会社の設立前に不動産屋やオーナーに確認をしましょう。

不動産屋によっては初めから登記ができる部屋を紹介しているところもあります。

最後に、本店所在地は、郵便物が受け取れる場所にすることをオススメいたします。

ランニングの使い方

ランニングの使い方

使用例『ランニングコストがかさむと純利益率が下がってしまう』

このビジネス用語集で『イニシャルコスト』という言葉を説明しました。

これはその反対にあたる言葉になります。

ランニングコストというと、正確には『運用コスト』という意味になります。

それが転じて『継続して』という意味合いです。

ですので、ランニングコストというと、継続のコストという意味になり、平たく言えば月々にかかる経費のことを指します。

どんな会社でも営業活動をしている以上、運用コストの削減などには頭を悩ませるものです。

営業利益も大事ですが、毎月の無駄を省くことも会社経営の命題でもあります。

それだけに、よく使われるビジネス用語です。

ただ、ランニングの利益とはあまり言わず、大抵コストなどと共に使われます。