ポスティングのメリット1

ポスティングのメリット1

前項で、ポスティングをやらない理由の一つとして、自分でポスティングをするのが怖いし恥ずかしいと言いました。

残念ながら、慣れるまでは、その通りです。

僕自身も何度も定期的に自らポスティングをしますが、慣れるまではやはり不安でした。

少し遠くの知らない地域などに行くと途端に怖くなります。

なんとも言い知れぬ不安があるものです。

それに、玄関先にたまたま家主さんがいたり、仕事終わりで帰宅した方と鉢合わせたり。

恥ずかしいというか、バツが悪いというか。

しかし、今ではまったくありません。それどころか、玄関先に家主さんが居たりすると、ちょっとテンションが上がります。

なぜか。

実はあることをした結果、ポスティングがまったく怖くも恥ずかしくもなくなったからです。

ではそれはなんでしょうか。

ズバリ、家主さんに『チラシ入れるのご迷惑ですか?』と聞くことです。

聞いてみたところ、非常に驚くべき結果でした。

95%以上の方が『いいですよ』と快く許可を下さいました。

10人に聞いたらほとんど10人が許可をする勢いです。

それだけではありません!

10人中1人は、家主さんの方から『いいですよ。なんのチラシですか?』と声をかけて下さいます。

そこで、自己紹介などをすると、話が弾むこともあります。

飛び込み営業や電話のアポなど、向こうから話かけてくれるなんてことはありません。

ポスティングで集客が出来つつ、営業チャンスすら得ることができるのです。

ポスティングの集客

チラシ、ポスティングの集客について

集客の方法は大まかに3つあります。

1、インターネットのようなWEB集客

2、チラシ・ポスティングのような紙面集客

3、口コミによる集客

(本当はお店や会社の数だけ集客の方法はあると思いますが)

これは色々な会社とお話しをしてきた僕の感想ですが、

小さな会社さんであればあるほど、なぜかチラシやポスティングをしない傾向が強い気がしています。

おそらく、自分でポスティングをするのが怖いし恥ずかしいのが半分、めんどうなのが半分なのでしょう。

ですが、言い切ります。

どんな業種であれ、ポスティングの集客は効果があります。

効果のないネット広告に費用をかけたり、集客が下手なのを隠すために口コミでやっていると虚勢をはるくらいなら、黙ってポスティングをしたほうが圧倒的に顧客が増えます

ポスティングの様々なメリットは、どこにでも書いているので、僕はあまり皆が言わないようなちょっと変わったメリットをお話ししようと思います。

ネットの集客の本音

ネットの集客の本音

多いですよね、インターネット集客の営業電話。

知識がなければ分かりずらい分野なので、業者にとっては営業もしやすく、値段もふっかけやすいです。

今はあまりにもネット関係の営業が多いので、厳しくはなってきていますが、それもまだ十分に稼げる分野です。

僕は行政書士事務所もやっていますが、ネットの会社も持っています。

ネットの会社社長として言ってしまえば、集客全体から見てネットで集客できるのは3割くらいでしょう。

その他は、紙媒体やポスティングなどが3割。

口コミが2割で看板などが1割という具合ではないでしょうか。

何が言いたいかというと【ネットの集客はある程度と思え】ということです。

実際に僕のお客様には、十分にこれを伝えた上で契約をしています。

先ほどもお伝えした通り、ネット関連の営業があまりにも過熱している影響で、ネットの集客の期待が高まりすぎています。

『今はネットの時代だ!』という社長もかなり見かけます。

ですが、ネットは3割、泥臭いチラシなどが3割の集客率です。

創業したての会社は、ネットに過度な期待や投資をするべきではないと思っています。

逆に言えば、ネット以外である程度集客の柱を確保した上で着手しても遅くはありません。

かなりの方が、先走ってネットの商材を契約して後悔しているのは僕としても悲しく思っています。

本当に必要であるのかを吟味してください。

年商表記に騙されない

年商表記に騙されない

皆さん、年商10億円と聞くと、どんなイメージでしょうか。

すごい会社だ!信用できる!大企業だ!と思いませんか?

実際に僕の知り合いの若い小さな社長さんも、年商の意味を知らなかったという人が稀にいます。

では年商とは何でしょうか。

結論から言えば、年商とは年間の売り上げです。

売り上げですので『利益』ではありません

つまり年商とは、経費を考えない場合の数字なのです。

例えば、広告費を年間20億円かけている企業の売り上げが年商10億円ということもあるのです。

経費である広告費20億を売り上げから引くと、利益はマイナス10億円ですね。

赤字です。

このような考え違いも問題ですが、一番の問題は、年商の大きさで相手が信用に足るべき会社だと思い込み、相手の言いなりになってしまうことです。

とは言え、年商が大きい会社は基本的には資本力もありますので、そうそう変なことは起こらないでしょうが、相手が詐欺を働こうと思っている場合なども無きにしもあらずです。

取引相手には十分に注意を払いたいものです。