マイナスの感情も心の栄養

悲しみや絶望は実はココロにプラスである。

鏡であなたの顔を見て欲しい。

今あなたはどんな顔をしているだろうか。

仕事をしている時の顔や、遊んでいる時の顔はどんなだろうか。

感情を失ってしまった人の顔は、無表情になっていく。

これは、心の栄養が枯れてしまっている状態だ。

反対に、表情豊かな人は魅力的だし、実際に人生を楽しんでいるように思う。

何も感じないことが一番ココロに悪い。マイナスだとしても感情が動けばココロにとっては栄養になる

表情が豊かというのは、喜怒哀楽を感じて生きている証だ。

もちろんプラスの感情の喜楽が多ければ理想的である。

しかし、マイナスの怒哀が無ければ徐々に喜楽も減っていってしまう。

この喜怒哀楽は振り子のようなものだからだ。

マイナスの感情というのも、実は心を活性化させる栄養なのである。

そう考えれば、悲しみも怒りも、ドンとこいと思えるようになる。

これはある社長が、悲しみや怒りに襲われた時に唱えて不遇の時代を乗り切った格言だ。

何も感じないような人生を送るくらいなら、目一杯おもいっきり悲しんで喜べるような人生を僕は送りたい。

楽しい経験はただの思い出

いろいろな経験を増やしたい人へ。

百聞は一見にしかず。

このようなことわざが昔からあるほどに、経験というのは重宝され、大事にされてきた。

経験値というのは、人生に彩りを与え、その人を構成する一部である。

だからこそ、本当の意味で経験をつむという方法を理解しておきたい。

社会勉強をしたい、経験を増やしたいという人は多い。

特に20代の方や、現状に満足していない人からよくこの言葉を聞く。

社会勉強や経験をつむこと自体は大賛成である。

だが、多くの人が本当の意味で経験を増やせているかは疑問である。

辛い経験しか経験にはならない。楽しい経験はただの思い出である

例えば、海外に行ってたくさん人生経験を増やしたい!と言う人がいる。

その人の旅行の話を聞いて、経験豊富で凄いなと思った事はあるだろうか。

正直に言えば、僕はあまりない。

感じたとしても、楽しい旅行だったんだなと思うくらいだ。

これはなぜだろうか。

次の社長の一言がとても的を得ていた。

『楽しい体験は、経験ではなくただの思い出です』

なるほど、考えてみれば『色々な経験をしたい』という言葉を『何か楽しいことをしたい』に置き換えられる人も多い。

しかしそれだと、人生経験というよりも思い出作りであろう。

逆に、苦境を乗り越えている人は、言葉や雰囲気に深みがあるし、経験豊富だと感じる。

つまるところ、本気で経験をつむのであれば、辛さや苦境を乗り越えなければならないということだ。

継続できない人は3つやる

物事が継続できない人へ。

物事が続かないという人、多いのではないでしょうか。

白状してしまえば、僕もそのひとり。

なんとかいい方法はないかと世の社長たちに聞き込んでいたところ、この方法を聞いた。

おかげ様で僕は昔に比べて格段に継続ができるようになっている。

習い事や早起き、筋トレなど、固い意思で始めたはずなのになぜこんなにも続かないのであろう。

めんどくさく思ってしまう時も多いし、なにかと理由をつけてサボってしまう。

そんな三日坊主になりがちなあなた、ちょっと視点を変えて、こんな方法はいかがだろうか。

継続ができないのは1つしかやってないから。3つやってれば、1つは続いていく

継続したいことを1つではなく、3つほど作るという方法だ。

例えば、ピアノを習うとしよう。

まずはピアノを続けるという継続の目標を1つ。

その時に、ピアノ教室に行くまでの道をダイエットのために歩くという目標をもう1つ。

最後に、教室が終わった日は10分は復習をするという目標を立てる。

本筋の目標以外にも設定を作ることで、ちょっと気分が乗らない日には次のように対処できる。

『今日は自転車で行こう』

『復習は来週にまとめてやろう』

このような形で気持ちのコントロールができるのだ。

つまり、つぶしがきくように保険をかけることで『ピアノを習う』という目標は継続しやすくなる。

自分は根性がない、そもそも継続ができないと嘆いている人は一度試して頂きたい。

人と違うことをする条件

人と違うことをして認められたい人へ。

洋服や髪型、車や時計など、持つものや外見で人と違う自分を演出するのはそう難しくない。

しかしやはり生き方やオーラから人と違う雰囲気が出ている方がカッコいいものである。

今回は、仕事や発想などを非凡にするためにはどうしていけばよいかというお話。

お笑い芸人さんや芸能人には常識人が多いと聞いたことはないだろうか。

破天荒なロックスターやヒトラーなどの暴君でさえ、社会通念は熟知している。

何が言いたいかというと、人と違うことをするためには、人が当たり前だと思っていることができなければならない。

人と違うことをするには、人がしていることもできなければダメ

当たり前ができた上で、自分の意思で違う道を選ぶから人は認めてくれるのである。

そしてここにはもう一つ重要なことがある。

それは、こちらが『人と違う、新しい』と思っていても、実際は二番煎じ三番煎じだったということがよくある。

新しいアイデアとは、既にあるものを組み合わせることで生まれるというのは、有名な定説。

つまり、世の中を知っていなければ、二番煎じに気が付けない。

逆に世の中を知っていることで、組合せのバリエーションが増え、人と違った発想も生まれやすいのだ。

当たり前なことや、基本をおろそかにしてはいけないということである。

レベルアップする方法

ひとつ上の自分にレベルアップする方法。

人生がゲームのようなものであれば、ひたすら弱い敵を倒していればレベルがあがる。

しかし、こと現実ではそうはいかない。

レベルアップしたければ、未知の領域に足を踏み入れ、開拓することが必要である。もうワンランク上の自分になりたいという人がいれば、赤の他人から評価をうけるという体験をオススメする。

人間誰しも心を許している仕事仲間や友人と話をしていると楽しい。

相談などをしても励ましてくれるし、基本的には自分を認めてくれるからだ。

だがそれは、同じテリトリーの中での話しである。

完全な他人からの評価を受けるのはとても勇気がいることだ。

批判や反対意見も多いだろう。

しかし、中には自分を評価し賛成してくれる人もいる。

他人から賛成を受けた時の喜びは驚くほど大きい。

これは体験した人でないと分からない感動だろう。

赤の他人からの評価を受けること。知人からの賛成賛美と、赤の他人からの賛成賛美はまったく違う

方法はなんでもいい。

俳句を投稿してみてもいいし、ライブを行ってもいい。

自分で何かを作ってオークションで売るのも一つの手だ。

自分を高めることは大事だが、評価というのは相対的なものである。

自己啓発や自己実現をしたいと思っているのであれば、他人からのいい評価を集めるのが一番早い。本などを読み漁っていても結局は自分の中には残らない。

それが自信になるし、新しい自分に生まれ変わる近道になる。