辛くて苦しいことをしなければならない時に楽になる格言。
辛いことをしなければならない時、乗り切る心構えを知っていたり、うまく気持ちを切り替える方法を知っていれば、少し楽になることができる。
そんな心構えのヒントにして頂きたいお話。
もし自分なりの方法がまだなければ、この話を参考に乗り越え方を模索して欲しい。
辛くて苦しい経験は忘れる。覚えてるのは結果と成果だけ
自分が今まで辛かったり苦しかったことを思い出して欲しい。
イメージが難しい人は、持久走を思い浮かべるといいかもしれない。
実際に渦中にいる時は辛くて嫌で仕方がない。
しかし、それが過去になった今、辛さは明確に覚えていないのではなかろうか。
部活動なども、きつかった練習は記憶に薄く、大会に出場したことや入賞した結果などはずっと覚えているものだ。
これは仕事や人生にも言えるのだろう。
この話をしてくれた社長は、過去に自己破産をしており、生活も苦しかったという。
そしてようやく事業が軌道に乗ったかと思いきや、所有している工場が火事になってしまった。
だが、自己破産を乗り越えた時に感じた『辛くて苦しい経験は忘れる。覚えてるのは結果と成果だけ』という想いに支えられ、前向きに対処ができたということだ。
だからもしあなたがどうしても苦しいことをしなければならないとしても大丈夫だ。
苦しさは、終われば忘れてしまう。
残るのは、その苦しさを乗り越えたという確たる自信と結果だけである。
最後にその社長は、自己破産も火事も対処できたんだから、もうなんでもできる気がするよとニッコリ笑ってくれた。