ランニングの使い方

ランニングの使い方

使用例『ランニングコストがかさむと純利益率が下がってしまう』

このビジネス用語集で『イニシャルコスト』という言葉を説明しました。

これはその反対にあたる言葉になります。

ランニングコストというと、正確には『運用コスト』という意味になります。

それが転じて『継続して』という意味合いです。

ですので、ランニングコストというと、継続のコストという意味になり、平たく言えば月々にかかる経費のことを指します。

どんな会社でも営業活動をしている以上、運用コストの削減などには頭を悩ませるものです。

営業利益も大事ですが、毎月の無駄を省くことも会社経営の命題でもあります。

それだけに、よく使われるビジネス用語です。

ただ、ランニングの利益とはあまり言わず、大抵コストなどと共に使われます。

リスケの使い方

リスケの使い方

使用例『お客様から入電で7日の打合せがリスケになりました』

リスケはリスケジュールという言葉を省略したものです。

つまり、再予定、予定が再調整になるということですね。

会社によってそれぞれ独自のスラングがあるのは、ままあることです。

リスケに関しても会社によっては『日時変更』を省略して『にっぺん』と言っているのを聞いたこともあります。

ただ営業会社以外の企業ではリスケもにっぺんもあまり使わないイメージです。

間違っても取引先などで口にしないほうが無難です。

ペンディングの使い方

ペンディングの使い方

使用例『先週の案件ですが、今ペンディングしてまして・・・』

ペンディングを更に略してペンドだけで使うこともあります。

『あの件はペンドしてます』という具合です。

意味としては、保留、停滞、止まっているということです。

進捗していることの反対ですね。

ただ、どちらかというとマイナスで残念なニュアンスなので、あまり堂々と使用すると開き直っていると思われて叱られてしまうかもしれません。

ペンディングの反対は?

正式な意味合いとしては、進捗があるということが反対になるのですが、用語としては『フィックス』を使う場合があります。

保留に対して、決まったという具合ですね。

ただ会社によっても使うタイミングや意味合いにズレはあると思います。

ベンチャーキャピタルの意味

ベンチャーキャピタルの意味

使用例『会社運営の資金調達の方法として、ベンチャーキャピタルも一つの手である』

ベンチャーという言葉はすでに一般的に使われるようになりました。

いわゆる中小企業や零細企業のことですね。

ベンチャーキャピタルとは、ベンチャーという言葉が入っている通り、中小企業や零細企業のような、上場していなかったり創業間もないが、将来性が見込める会社に対して投資を行う組織や会社のことです。

将来性が見込めるということは、当然投資した以上の報酬(リターン)を期待して投資が行われます。

キャピタルゲイン

ベンチャーキャピタルは中小企業への投資という意味と前述しました。

業界によってはキャピタルゲインという言葉も出てきます。

これも投資用語ではありますが、営業利益などではなく、値上がり益や譲渡益を指す言葉です。

プッシュ営業

プッシュ営業

使用例『プッシュ営業は顧客との接点は非常に増えるが、成約率が低い』

前項でプル営業の説明をしました。プッシュ営業はプル営業の対義語になります。

また、プッシュ型営業、プル型営業という形で、型をいれることも多いです。

最近では、携帯電話などにプッシュ通知という機能もありますね。

例えば、携帯会社やアプリ開発会社から、ポップアップなどで情報が届く(届いてしまう)ような機能のことです。