アライアンス

アライアンス

使用例『あの企業とアライアンスが組めればうまく進められる』

意味としては提携に近いですが、現在はそれほど堅苦しいものではなく、違う企業や部署と協力体制で行こうというニュアンスで使用されるビジネス用語です。

誰か個人に対して使用させる形ではなく、組織と組織同士に使われていく用語ですね。

アライアンス事業部という形で、提携などを推し進める部署を指すこともあります。

アライアンスを組みたい

というように社長や上司から指示をされたら、その部署のお偉いさんに時間をもらい、協力して進めていくべきプロジェクトの資料を作り、あらかじめ概要を説明しておき、ある程度レールを敷いた上でこちらの上司と該当部署の上司を引き合わせる、というのが僕の前の会社のやり方でした。

ご参考までに。

アジェンダ

アジェンダ

使用例『今から外出するからアジェンダを飛ばしといて!』

よく上司が上記のようにいうのを会社で聞くかもしれません。

僕は初めてこのフレーズを言われた時に「え?何を飛ばす?何か投げればいいの?」

とギョッとしたのを覚えています。

アジェンダは正式には議題という意味合いです。

ですが、たいてい『予定』や『報告』を送っておいてくれという意味で使われます。

そして使用例のように、飛ばすという言葉とペアで使われることがしばしばです。

アジェンダを飛ばしてと指示をされたら、その状況に応じて、その日の予定なのか、会議の出席予約なのか、何かの報告書などを、メールで送ってあげればいいでしょう。

アサイン

アサイン

使用例『このプロジェクトに彼女をアサインしておいて』

誰々をアサインするという具合に主に人物や役柄に対して使います。

元々はアサインメントから来ている言葉です。

アサインメントは、割り当て・割り当てられた仕事という意味合いです。

 

そこから転じて、誰かに仕事を依頼する場合や、担当にするというようなニュアンスで使われます。

それにしても日本人は横文字や略称が好きですね。

わざわざ分かりづらくしなくてもと思います。

ですが、外国の人が漢字のTシャツなどを好んで着ているのを見ると、もしかすると他国の言語がカッコよく見えるのは世界共通なのかもしれませんね。

アウトバウンド

アウトバウンド

使用例『アウトバウンドの事業で業績を伸ばす』

インバウンドの反対語になります。

これはシチュエーションにより、意味が変化します。

例えば電話営業の場面で見ると、アウトバウンドは発信。

インバウンドは受信業務に相当します。

WEB系で言えば、アウトバウンドはこちらが行う営業。

インバウンドはWEBを見てお客様側から問合せがあるような方向を指す言葉になります。

アウトという言葉は外へ向けた意味合いの言葉です。

アウトソーシングなどもそうですね。

会社としては、アウトバウンドというのがいわゆる営業行為に近いニュアンスなので、どちらかと言えばインバウンドで稼いでいる会社の方が、稼ぐ仕組みがしっかりできていると言えるでしょう。

あなたの会社はアウトバウンドだけに頼り切っていないでしょうか。

トップ営業マンがいなくなってしまった場合、売る商材がなくなってしまった場合、それでも対処ができるような経営ができるといいですね。

アウトプット

アウトプット

使用例『知識はアウトプットしないと記憶に残らない』

インプットの逆を想像すると分かりやすいかもしれません。

インプットは取り込むという意味ですね。

ことビジネスにおいては学習する、記憶するという意味になります。

そしてアウトプットは、その記憶したことを吐き出すということです。

 

例えば、学習した知識を使う場合や、技術を使用する場合などに使われます。

現場ではインプットとアウトプットは対で使用される用語です。

ちなみに一般的に会社ではアウトプットの方に重きを置いているところが多く、アウトプットがうまい人の方がいいと言われています。