プル営業の意味
使用例『プル型営業の方が成約率が高い』
この言葉は英単語そのものを考えると分かりやすいのですが、そこに営業という日本語がつくことで少しややこしく感じてしまう言葉でしょう。
まず、商業施設の手動ドアを思い浮かべると、取手の上に『押』『引』の漢字があると思います。
そしてドアによっては『push』『pull』と書かれています。
つまり、プッシュは押すという意味で、プルは引くという意味ですね。
これが営業会社の世界になると、プッシュ営業がテレアポや飛び込みのようなこちら押すタイプの営業を差し、アプローチ型の営業という意味になります。
一方、プル型は、お客様からの問い合わせに対して営業をするタイプになります。
プル型営業とプッシュ型営業はどちらがいいのか
会社の営業手法や経営方針によって変わってくるものですが、プル型営業はこちらが絶えず顧客開拓をしていくことがメインになりがちです。
一方プル型であれば、ある程度は放置をしておいても継続的に問合せや成約が見えてきます。
その分空いたリソースで他の戦略を立てたり、違う営業に時間がさけるため、プル型営業を充実させていくのがいいと思います。
ただ、あまりに放置していると、他の会社がよりいいプル型のスキームを作ってしまうとこちらに成約が入ってこなくなる可能性があるので、一長一短ではあるでしょう。