クロージング

クロージング

『クロージングトークはしっかりと』

『彼はクロージングがうまい』という使用例になります。

クロージングはその意味の通り、話の終わりや最後を指します。

そこから、営業の際の最後のひと押し、契約させるための最後の詰めのことを言うようになりました。

営業の本などにも、クロージングテクニックを指南するものも多いですね。

契約の詰めはやはり営業マンの関心事なのでしょう。

いいクロージングとは

ビジネス用語解説からははずれますが、いいクロージングとはなんでしょうか。

研修やセミナーなどをしていると、「クロージングのテクニックを教えてください」「キラートーク何ですか?」と聞かれます。

そのような時は、はっきりと『そんなものはない』と言っています。

単純に契約を頂くためには、クロージングまでの過程が全てです。

言ってしまえば、挨拶や世間話から全てがキラートークなのです。

そこをおろそかにして、最後だけカッコをつけても、それは本質ではないと思うのです。

ですが、実際には人それぞれキラートークはあると思います。僕も持っています。

でもやはりそれは過程があって初めて生きてくると思います。

ですので、自分で過程の段階から戦略を作り、自分だけのクロージングを作って欲しいなと思います。

エンジェル

エンジェル

使用例『エンジェルの融資の方が柔軟な条件を呑んでくれる』

投資の分野で使われる単語です。

ですが、投資会社や組織だって行われるものではなく、お金を持っている個人の投資家のことをエンジェルと呼称します。

個人の投資家がエンジェル

最近ではエンジェル投資家同士が連携して、開業間もない企業の投資を行っている例も多くなってきました。

使用例では、エンジェル投資家のほうが柔軟と述べましたが、実際はもちろんシビアに事業計画を見られますし、なんといっても人とのつながりが大きくなる分、良し悪しもあります。

融資をうけるのであれば、国庫などで創業融資などを受けるという手もあります。

エビデンス

エビデンス

『しっかりエビデンスを取ったうえで契約を進める』というように使用されるビジネス用語です。

何も分からずにきくとエビがどうしたとなってしまいそうです。

ちなみにこの用語を上司に使われるときは、あまりいいイメージがないかもしれません。

大抵はなにか失敗した時に『エビデンスとってなかったの?』と言われる感覚ですね。

そもそもエビデンスは、物証・証拠のことを指します。

ただし、エビデンスという物体そのものがあるわけではなく、例えばお客様とのメールやりとりであったり、お客様のYESという意思であったり、柔軟に使われる傾向があります。

よく言えば柔軟ですが、悪く言えばその人次第ということでしょうか。

もちろん対お客様だけではなく、自社の他部署との連携の時に、そんな約束しましたっけ?と言われれば、エビデンスを取ったのかとなりますので、約束ごと全般に応用されるということも頭に入れておくといいかもしれません。

インバウンド

インバウンド

使用例『今日はあまりインバウンドの数がない』

アウトバウンドの項でも記述しましたが、アウトバウンドが会社から顧客に対する営業アプローチなのに対してインバウンドはその逆のベクトルになります。

電話で言えば、受電業務や問合せ業務ですね。

ほとんど使いませんが、住宅系でいえば、内覧会やネットからの問い合わせなどでしょうか。

営業会社で言えば、お客様からの問い合わせがあって初めてその人に営業をする、反響営業という言葉に近いイメージです。

インバウンドは会社ごとに基準が変わります。

ただ、インバウンドが絶対にこれを指すということはなく、会社によって、何をインバウンドと呼ぶか異なりますのでご注意ください。

これは、会社の部署によって成果指標が違うのと同じですね。

保険の窓口であれば、来店がインバウンドであり、契約が成果になるでしょうし、保険のネット部署であれば、問合せがインバウンドで資料送付が成果かもしれません。

ご自身の会社にあった使い方があると思います。

イニシャル

イニシャル

使用例『いいアイデアだけどイニシャルが非常にネックになるな』

イニシャルというビジネス用語は、初期費用を意味します。

ひと昔前にイニシャルDという漫画が流行りましたね。

豆腐屋さんのあの車がドリフトをするシーンを思い起こす人も多いでしょう。

あの漫画の表紙の通りもともとは頭の部分を指します。

日常で使う場合は、名前のローマ字の頭文字が一般的でしょうか。

イニシャルトークなどを言いますね。

そこからイニシャルコストと言えば、頭の費用、初頭にかかる費用になりました。

イニシャルコストと言われればなんとなく想像がつきそうなものですが、なぜかコストの部分を省略してイニシャルのみで使われるようになりました。

イニシャルがかかる、イニシャルが重い、イニシャルがある、といった具合ですね。